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執筆者の写真庭野 祥

ヘルニアによる坐骨神経痛。今は筋肉の張りもあります(49歳男性)

更新日:2019年6月23日



もともと腰のヘルニアによる坐骨神経痛があります。しかし今は神経痛というよりも、筋肉が張っている感じが強いです。これは主に首から背中、腰にかけて感じる症状です。20代の後半に腰痛になり、今までに大きな腰痛を3回程経験しました。その都度ブロック注射で乗り切ってきました。そして7、8年前にMRIを撮影してヘルニアの診断を受けました。最近はゴルフや仕事の後にこの張り感を覚えます。仕事は耳鼻科医で主に小さな子供が多く来院します。その為覗き込むような姿勢が続き、この体勢も体に負担をかけているのではと思います。



Hさんの主な症状

1:首、背中、腰にかけての張り

2:首が左右に回しにくい

3:首の前と耳の後ろあたりの張り

4:手や足にしびれ、痛みなどはない



施術後の経過

2回目のカイロプラクティック治療で、首から背中、腰にかけての張り感は改善されました。首の前から耳の後ろへかけての張り感が残りました。首の前側の筋肉と顎関節のバランスを整え、3回目の治療後には初診時の症状は全て改善されました。初診時の症状に対しては合計4回の治療で終了。


現在は体の柔軟性を高める為のエクササイズ、仕事中の体に負担をかけないで診療を行える姿勢や体の使い方も指導をしながら、ご本人の希望で2〜3週に1度のペースで体調管理を含めたメンテナンスで来院されています。



担当からのコメント

以前にヘルニアの診断を受けているようでしたが、現在の症状とは何ら関係はありませんでした。今回の背中の張り感に関しては、日頃の姿勢の悪さが慢性的に続いた為に体の筋力などのアンバランスを招いた結果、起こった症状と考えられました。元々体の柔軟性は高いのですが、偏った筋力トレーニングが柔軟性をより低下させ、本来の体の働き(動き)を失っていました。これらを改善させる治療を行い、柔軟性を高める為のストレッチの指導及び、お仕事の診察中に体の負担を減らす為の正しい座り方(かつ診察に集中しやすい)もお話をさせて頂きました。


現在は強い症状などは特にありませんが、2週間に1度のペースで体のメンテナンスをさせて頂いています。




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