趣味でダンスを習っているのですが、左肩を上に挙げた時に肩から肩甲骨までに痛みを感じました。今までに感じたことが無い様な痛みで、これが五十肩か...と、思いました。ただ、まだ肩が完全に上がらないわけではなく、挙がるけれど痛い、その為に挙げたくないという感じです。近々、発表会があるので練習量も増えてきていますし、練習も休むわけにはいきません。
Bさんの主な症状
1:肩を挙げるとズキズキとした痛みが
肩甲骨まで広がる
2:肩を回すと、ゴリゴリと音がする
3:腕がパンパンに張っている気がする
4:背中まわりも張ってきている
施術後の経過
1回目のカイロプラクティックの治療で、肩周りの筋肉の張りが取れました。2回目には、肩関節の動く範囲が広がり、筋肉を緩めながら行うことで痛みも緩和されました。3回目には、肩関節を回した際のゴリゴリといった音はしなくなりました。患者さん自身も、ダンスの時に腕を上げても痛みがあまりない事、動く範囲が広がったとおっしゃっていました。この症状に対する治療は計8回で終了しました。
その後はメンテナンスという事で月に一度のペースで来院されています。
担当からのコメント
急な痛みに、患者様自身は五十肩と心配されていましたが今回の症状に関しましては、肩関節を形成している組織が一部硬くなり可動域が狭くなった為に起こったものでした。肩は、思っているよりも沢山の筋肉や靭帯で構成されています。その為、どれか一つでも悪くなると周りの筋肉がその部分をかばう為に全体的に症状が悪化していきます。
今回は、練習後の不十分なケアと胸の方についている筋肉が硬くなることで後ろの筋肉、腕を挙げる筋肉が硬くなり起こったものでした。痛みが出てから、体の異変に気付くことは多いですが、ほとんどの場合がすぐに治る状態ではない場合が多いです。
特に、スポーツや定期的に身体を動かしたり鍛えていらっしゃる方は十分に注意して頂きたいと思います。
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