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執筆者の写真庭野 祥

顎の痛みで、口をうまく開くことができません(26歳男性)

更新日:2021年7月31日



2週間前に親知らずの手術をし、その痛みが左の奥歯に残っているので、右側の歯を使っていました。そうした所徐々に右側の顎周りに痛みを感じるようになり、そのうちスムーズに口が開けられなくなってきました。それにともなって首や肩こりがどんどん酷くなっています。最初は手術の痛みで食事をするのが辛かったのですが、今は口が開かないので思うように食事も出来ません。またこんな調子がずっと続いているので食欲も減退気味です。




Gさんの主な症状

1:右の顎に痛み。口が開けづらい

2:首こり、肩こりが酷い

3:体全体の重だるさ

4:太ももや膝下が張る



施術後の経過

1回目のカイロプラクティック治療で当日は押された顎の筋肉に痛みがあったものの翌日には、口が痛みなくスムーズに開けられるようになり当日の夜は久しぶりに美味しくご飯を食べる事が出来たとの事でした。また肩こりや、首のこりも症状が大分楽になりました。


2回目以降は顎関節の治療は行わずに、肩こりなどの症状に重点を置いた治療を行いました。合計5回で初診時の症状がほぼ改善され、現在は月に一度、健康管理のために来院して頂いています。



担当からのコメント

顎の痛みは親知らずの手術後、あまりの痛さから片側の歯だけを使い食事をしていたところに無理がかかり痛みを起こしていました。噛む筋肉=口を閉じる筋肉で、これが固くなりすぎると口を開けることが困難になります。また顎関節に関係する筋肉は、首の筋肉とも大きく関わりがある為、2次的に肩こりや首こりが起こっていました。その証拠に顎関節の状態が改善されると、自然と肩こりや首こりも治っていきました。


顎関節の問題は噛み合わせ(歯医者さんの領域)だけで起こるとは限りません。マウスピースを作る前に、顎関節に対しての治療を行わなければならない問題が隠れているかもしれません。


慢性的な肩こりにオススメする簡単セルフケア▼


肩こりに良く効く3つのストレッチをご紹介します。


顎・首・肩の筋肉はお互いに関わりあいます。

首・肩こりにお悩みの方、顎の問題にお悩みの方もぜひお試しください。


1. 胸の前側のストレッチ 腕を動かすときは必ずと言っていいほど、この筋肉に力が入っています。鎖骨の下にある胸の筋肉を押し続けながら、腕もグルグル回しましょう。


2. 脇の下のストレッチ 使っていなそうで、実はとても負担をかけている筋肉。肩を下からサポートしています。指を組んだら、伸びをして、そのまま体を傾けましょう。


3. 首の前側のストレッチ ここはかなり重要です。みなさん首の後ろや肩、背中など痛みを背面に感じることが多いと思いますが、この首の前側の筋肉。相当疲れています。

ここを楽にすることが首や肩こりを改善するための近道です。鎖骨を手で軽く押させて、そのまま顔を天井に向けます。そして右、左とゆっくりと首を動かします。




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